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歯と神経の透過図

根管治療の費用はいくら?保険・自費の違いや治療の流れも

こんにちは。荒川区町屋、東京メトロ千代田線・京成線・都営荒川線「町屋駅」より徒歩1分のメディウム町屋内の歯医者「町屋メディウム歯科」です。

根管治療は、虫歯が進行して歯の神経まで細菌感染が及んだ際に行う大切な治療です。歯を残すことを目的とした治療ですが「費用はどれくらいかかるのか」「保険と自費では何が違うのか」といった疑問を持つ方も少なくありません。

根管治療にかかる費用は、保険診療か自由診療かに加え、歯の状態や治療内容によって異なります。また、治療は複数回の通院が必要になる場合もあるため、あらかじめ流れを理解しておくことが大切です。

この記事では、根管治療の費用や保険診療と自由診療の違い、治療の流れ、費用負担を抑えるために意識したいポイントについて解説します。

根管治療とは

根管治療について説明を受ける患者

根管治療とは、歯の根の中にある根管と呼ばれる細い管を治療する処置です。根管の中には歯髄と呼ばれる神経や血管などの組織があり、深い虫歯や外傷によって細菌感染が及ぶと、自然な回復は期待できません。そのため、根管治療が必要になります。

感染した状態を放置すると、歯の根の先で炎症が広がり、膿がたまることがあります。さらに症状が進行すると、歯を残すことが難しくなる場合もあるため、早めの受診が大切です。

根管治療では、感染した歯髄や細菌に汚染された組織を取り除き、根管内を洗浄・消毒します。その後、根管充填材を用いて根管を密閉し、細菌が再び侵入しにくい状態にしたうえで、被せ物を装着して歯の機能を回復させます。

根管は非常に細く複雑な構造をしており、歯の種類によって本数や枝分かれの状態も異なります。そのため、精密な処置が必要となり、歯の状態によっては複数回の通院が必要になることがあります。

根管治療は、歯をできる限り残すことを目的として行われる重要な治療です。適切な治療と治療後のメンテナンスを継続することで、自分の歯を長く使い続けられる可能性が高まります。

根管治療の費用

歯の模型と計算機

根管治療の費用は、保険診療か自由診療かによって大きく異なります。

保険診療の費用

保険診療による根管治療では、全国共通の診療報酬制度に基づいて費用が定められています。自己負担割合が3割の場合、治療する歯や症状によって異なりますが、自己負担額は、おおよそ3,000円~1万円程度が目安です。

また、前歯・小臼歯・大臼歯では根管の本数や治療の難易度が異なるため、費用にも差があります。一般的に、大臼歯は前歯よりも処置が複雑になることが多く、費用も高くなる傾向があります。

実際の費用は、歯の状態や治療内容によって変わるため、詳しくは診察後に歯科医院で確認すると安心です。

自由診療の費用

自由診療の根管治療の費用は、歯科医院ごとに設定されています。また、保険が適用されないため、治療費は全額自己負担となります。1歯あたりの費用は5万~20万円程度が目安ですが、歯の種類や症状の程度、治療内容によって金額は異なります。

また、診察や検査、根管治療、土台や被せ物などを含めた費用の設定も歯科医院によって異なるため、総額に差が生じます。治療を始める前には、どこまでの費用が含まれているのかを確認しておくことが大切です。

根管治療の保険診療と自費診療の違い

根管治療の保険診療と自費診療の違いについて考える女性

根管治療には保険診療と自由診療があり、費用だけでなく、治療方法や使用する設備・材料、診療体制などに違いがあります。

保険診療は、健康保険制度に基づいて行われる治療です。一定の自己負担で必要な治療を受けられますが、治療方法や使用する材料などは保険制度で定められた範囲内となります。

一方、自由診療は保険適用の対象外であり、治療内容や費用は歯科医院ごとに異なります。歯科医院によっては、歯科用CTやマイクロスコープなどの設備を活用して治療を行っています。また、1回の診療時間を十分に確保し、丁寧に処置を進める体制を整えている場合もあります。

ただし、自由診療だから必ず良い結果が得られるわけではなく、保険診療でも適切な診断と治療によって歯を保存できるケースは少なくありません。治療方法を選ぶ際は、それぞれの違いについて歯科医師から十分な説明を受け、納得したうえで選択することが大切です。

根管治療の流れ

歯科医療器具を使って歯の神経を除去しているイメージ

根管治療は、複数の工程を段階的に進めていく治療です。ここでは、一般的な流れを順を追って解説します。

診査・診断

診察では、痛みの症状や過去の治療歴などを確認したうえで、レントゲン撮影を行い、虫歯の進行状況や歯の根の状態などを確認します。必要に応じて歯科用CTを撮影し、歯の根の形や周囲の骨の状態を立体的に確認することもあります。

得られた検査結果をもとに治療計画を立て、治療内容や通院回数の目安について説明したうえで、根管治療を開始します。

神経や感染組織の除去

根管治療が必要と判断された場合は、治療内容について説明を行い、患者さんの同意を得たうえで治療を進めます。

麻酔を行ったあと、虫歯を取り除き、歯に小さな穴を開けて専用の器具で根管内の感染した神経や細菌に汚染された組織を丁寧に除去します。神経がすでに壊死している場合も、細菌に汚染された組織を取り除く処置が必要です。

根管は細く複雑な構造をしているため、根管の長さを確認しながら慎重に処置を進めます。感染源をできる限り取り除くことは、その後の根管内の清掃や消毒を行うためにも重要な工程です。

根管内の清掃と消毒

神経や感染した組織を取り除いたあとは、根管内を清掃し、細菌を減らすための処置を行います。

専用の器具で根管内を清掃しながら、洗浄液を用いて内部を洗浄・消毒します。根管は細く複雑な構造をしているため、一度の処置では十分な清掃が難しい場合があり、複数回に分けて洗浄と消毒を行うこともあります。

根管内の状態が改善したことを確認したあと、次の工程である根管の充填へ進みます。

根管の充填

根管内の状態が整ったら、細菌が再び侵入しないように根管内を密閉する処置を行います。

根管内にすき間ができないよう、専用の材料を用いて根の先まで丁寧に充填します。すき間が残ると細菌が入り込み、再び炎症が起こる可能性があるため、この工程は根管治療の仕上げとして重要です。

充填後はレントゲン撮影を行い、充填した材料が適切な位置まで入っているかを確認します。問題がなければ、被せ物を装着するための治療へ進みます。

被せ物の装着

根管治療を終えた歯は、虫歯や治療によって歯質が大きく失われていることが多く、そのままでは噛む力に耐えにくい場合があります。そのため、歯の状態に応じて土台を立て、被せ物を装着して歯の機能を回復します。

被せ物には保険診療と自由診療で選択できる材料があり、見た目や費用などに違いがあります。それぞれにメリットや注意点があるため、歯科医師の説明を受けたうえで選択することが大切です。

根管治療の費用負担を抑えるためのポイント

吹き出しに書かれたポイントの文字を指し示す赤と青の色鉛筆

根管治療は必要な治療ですが、受診のタイミングや通院状況によって治療内容や費用が変わることがあります。ここでは、費用の負担を抑えるために知っておきたいポイントを解説します。

症状が軽いうちに受診する

歯がしみる、噛んだときに違和感があるなどの症状が現れたら、できるだけ早めに歯科医院を受診しましょう。虫歯が初期の段階であれば、簡単な処置で治療できる場合があります。

しかし、虫歯が神経まで進行すると根管治療が必要になり、通院回数が増え、治療期間が長くなることがあります。さらに、歯の根の先まで炎症が広がると、追加の処置が必要になる場合もあります。

虫歯は症状がほとんどないまま進行することもあるため、痛みがなくても定期的に歯科検診を受けることが大切です。早い段階で異常を見つけることで、治療が大がかりになるのを防ぎやすくなり、結果として費用の負担を抑えられる可能性があります。

治療を途中で中断しない

根管治療は1回で終わることが少なく、複数回に分けて進めるのが一般的です。

治療の途中で痛みがなくなることもありますが、その時点で通院をやめると、根管内に細菌が残った状態になることがあります。十分な清掃や消毒、根管の充填が完了していない状態では、炎症が再発するリスクも高まるでしょう。

再治療が必要になると、初回よりも治療が複雑になり、通院回数や費用が増える場合があります。再発を繰り返すと、歯を残せなくなることもあります。

根管治療を最後まで受けることは、再発のリスクを抑え、結果として通院や費用の負担を軽減することにもつながるのです。

治療前に見積もりを確認する

保険診療では自己負担額の目安はわかりやすいものの、歯の状態や被せ物の種類によって総額が変わることがあります。

一方、自由診療は歯科医院ごとに料金が異なるため、どのような治療にどれくらいの費用がかかるのかを事前に確認しておくことが重要です。

見積もりを見る際は、被せ物を含めた治療全体の費用まで確認しておくと、あとから費用について戸惑うことを防ぎやすくなります。支払い方法について不安がある場合は、あわせて相談しておくとよいでしょう。

まとめ

根管治療を終えて満足して笑う男性

根管治療の費用は、保険診療と自由診療のどちらを選ぶかだけでなく、歯の状態や治療内容によっても異なります。保険診療では一定の自己負担で治療を受けられる一方、自由診療は歯科医院ごとに費用が設定されているため、治療前に内容や費用の内訳を確認しておくことが大切です。

また、虫歯が進行すると治療が複雑になり、通院回数や費用が増える場合があります。治療の途中で通院をやめると再治療が必要になることもあるため、歯科医師の指示に従って最後まで治療を受けることが重要です。

根管治療の費用を必要以上に増やさないためには、気になる症状があれば早めに歯科医院を受診することが大切です。

根管治療を検討されている方は、荒川区町屋、東京メトロ千代田線・京成線・都営荒川線「町屋駅」より徒歩1分のメディウム町屋内の歯医者「町屋メディウム歯科」にお気軽にご相談ください。

当院では、安心・安全な治療を提供するために保険診療と自費診療を上手く活用しています。生涯美味しく食事をするために、皆様の口腔内の健康をサポートしたいと考えております。

当院のホームページはこちらWEB予約も受け付けておりますので、ご活用ください。

■この記事の監修者

貞森 丈平

経歴
  • 2012年 日本大学松戸歯学部卒業
  • 2013年 日本大学松戸歯学部臨床研修医修了
  • 2014年 日本大学松戸歯学部有床義歯補綴学講座 助手専任
  • 2016年〜 都内歯科医院にて勤務
  • 2019年 町屋メディウム歯科を開業
所属
  • 日本補綴学会 会員
  • 日本口腔インプラント学会 会員
  • CID club(Center of Implant Dentistry) 会員
  • 日本大学松戸歯学部有床義歯補綴学講座 非常勤医員
  • 歯科医師臨床研修指導医 非常勤医員

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