こんにちは。荒川区町屋、東京メトロ千代田線・京成線・都営荒川線「町屋駅」より徒歩1分のメディウム町屋内の歯医者「町屋メディウム歯科」です。
「親知らずはどのくらいの年齢で生えるものなのか」と思っている方は多いのではないでしょうか。親知らずは口腔トラブルの原因になりやすい歯なので、正しい知識を身につけておくことが重要です。
今回は、親知らずが生える時期の目安や、生える時に起こりやすいトラブル、トラブルを防ぐ方法について解説します。
親知らずとは

親知らずとは、正式には第三大臼歯(だいさんだいきゅうし)と呼ばれる歯で、永久歯の中でも最後に生えてくる奥歯のことを指します。上あごと下あごの左右に1本ずつ、最大4本生えますが、もともと存在しない人や、4本生え揃わない人もいます。また、顎の骨の中に埋まったまま、生えてこないケースも少なくありません。
親知らずという名前は、昔の人が「親の手を離れる年齢になってから生えてくる歯」という意味で名付けたという説があります。
親知らずはいつ生える?

親知らずは、一般的に17歳から25歳ごろにかけて生えてくることが多い歯です。ただし、全ての人がこの時期に生えてくるとは限りません。前歯や奥歯と違い、生え始める時期には個人差があり、人によっては20代後半や30代になってから生えてくる場合もあります。
また、上下左右合わせて4本すべてが生える人もいれば、1本しか生えない人、まったく生えてこない人もいます。レントゲンを撮ると、歯ぐきの中に埋まったままの状態で確認できるため、生えてくる可能性があるかどうかを早めに知ることが重要です。
親知らずが生える時期に起こりやすいトラブル

親知らずが生える過程では、ほかの永久歯には見られない独特のトラブルが起こることがあります。特に生え始めの時期は、歯ぐきや周囲の歯に負担がかかりやすく、さまざまな症状が現れる可能性があります。
以下に、代表的なトラブルについて解説していきます。
周囲に痛みが生じる
親知らずが生え始めると、歯ぐきが押されるように感じたり、奥歯の周辺に鈍い痛みを覚えたりすることがあります。特に、親知らずが生えるためのスペースが十分になく、隣の歯を圧迫している場合に起こりやすいです。
また、生えかけの状態では歯ぐきが歯の一部を覆ってしまい、その部分に汚れが溜まりやすくなるため、炎症が起こって痛みが強くなることもあります。
歯ぐきが腫れる・炎症を起こす
親知らずはまっすぐ生えず、一部だけが歯ぐきから出てくることが多くあります。このような生え方をすると、歯の周囲に細菌がたまりやすく、炎症が起こることがあります。親知らずの周囲に細菌がたまって炎症が起こることを、智歯周囲炎(ちししゅういえん)と呼びます。
智歯周囲炎になると、歯ぐきが赤く腫れたり、押すと痛みを感じたり、時には口が大きく開かなくなることもあります。免疫力が落ちているときや、疲れがたまっているときに症状が現れやすく、繰り返すことも少なくありません。
炎症が悪化すると、発熱や倦怠感といった全身症状を伴うこともあります。
隣の歯が虫歯になる
親知らずが斜めや横向きに生えた場合、隣にある第二大臼歯との間に汚れがたまりやすくなります。この部分は歯ブラシが届きにくく、歯と歯の間に食べかすやプラークが残りやすくなります。
その結果、手前の健康な歯である第二大臼歯まで虫歯になるリスクが高まります。気づかないうちに虫歯が進行していることも考えられるでしょう。
顎の痛み・口の開閉時の違和感
親知らずが生えてくるとき、歯茎の下や顎の中で圧力がかかり、顎の骨や筋肉に負担がかかることがあります。その影響で、顎のだるさや痛みを感じたり、口を開けづらくなったりすることもあります。
特に、炎症が広がっている場合には、顎の周囲にまで広がることがあるため注意が必要です。
親知らずが原因のトラブルを防ぐためにできること

親知らずによるトラブルは、早めの対策と正しいケアによって予防することが可能です。日常生活の中で意識できるポイントを押さえておくことで、痛みや腫れを未然に防ぎ、健康な口腔環境を維持できるようになるでしょう。
ここでは、親知らずによるトラブルを防ぐためにできることについて解説していきます。
定期的に歯科検診を受ける
親知らずは自分では確認しにくく、気付かないうちに虫歯や炎症が進行していることがあります。そうしたトラブルを早めに見つけるために、3〜6か月に一度の頻度で歯科検診を受けることが大切です。
レントゲン検査では、歯ぐきの中に埋まっている親知らずの位置や、歯の根の状態まで詳しく確認できます。また、歯ぐきの状態や噛み合わせのバランスもチェックしてもらえるため、将来的な問題の予防にもつながるでしょう。
受診時には口の中に異変がなくても、定期的に歯科医院を受診することで安心して過ごせるようになります。
抜歯
親知らずが斜めや横に生えている場合や、将来的にトラブルを引き起こす可能性が高いと判断された場合には、抜歯が勧められることがあります。特に、虫歯や智歯歯周炎を繰り返している親知らずや、周囲の歯に悪影響を与えている親知らずなどは、問題の予防の意味も含めて早めの抜歯が有効です。
抜歯のタイミングは個々の状態によって異なりますが、20代のうちに処置を受けることで術後の回復もスムーズになる傾向があります。親知らずの抜歯には一定のリスクや痛みを伴うこともありますが、将来的な大きな問題を未然に防ぐという点では非常に意味のある治療といえます。
正しいセルフケア
親知らずの周辺は食べかすがたまりやすく、歯ブラシが届きにくいため、虫歯や歯周病になるリスクが高まります。そうしたトラブルを防ぐには、正しいセルフケアが欠かせません。
まずは、毛先が細くコンパクトな歯ブラシを使って、歯列の奥まで丁寧に磨くことが大切です。歯と歯の間や歯ぐきとの境目は汚れがたまりやすいため、デンタルフロスや歯間ブラシも活用しましょう。力を入れすぎず、小刻みに動かして磨くのがポイントです。
歯磨きをするときは、鏡で見ながら1本ずつ丁寧に磨くよう意識してみてください。
また、「うまく磨けているか分からない」「フロスの使い方に不安がある」といった場合は、歯科医院でブラッシング指導を受けると良いでしょう。ブラッシング指導では、患者さまの歯並びや磨き方の癖などに応じて、汚れを効果的に落とすためのブラッシング方法を指導します。
患者さまの口内にあった磨き方、フロスなどの補助アイテムの使い方・選び方、食生活に関するアドバイスなども受けられるので、口腔トラブルを防ぐ上で非常に有効です。
生活習慣の見直し
親知らずのトラブルは、歯磨きの習慣や食生活など、普段の生活の中で予防が可能です。特に、糖分の多い食品や間食が多いと、親知らずの周囲に汚れがたまりやすく、虫歯や歯周炎の原因となります。
バランスの取れた食事を心がけることで、口腔内の健康を保てるようになります。
また、ストレスや睡眠不足も免疫力の低下を招き、炎症のリスクを高める要因となります。ストレスを解消するための方法を見つけて取り入れたり、しっかりと睡眠をとるようにしたり、免疫力を低下させないように過ごすことも重要です。
まとめ

親知らずは、17歳から25歳ごろに生え始めることが多いですが、その時期にはさまざまなトラブルが起こる可能性があります。歯茎の腫れや炎症、隣の歯の虫歯、顎の痛みなど、症状は多岐にわたります。
こうした問題を防ぐためには、日頃からの丁寧な歯磨きや定期的な歯科検診が欠かせません。また、親知らずの状態や生え方によっては、早めに抜歯を検討することも大切です。突然の痛みに悩まされないためにも、若いうちから親知らずのケアを意識しておきましょう。
親知らずについてお悩みがある方は、荒川区町屋、東京メトロ千代田線・京成線・都営荒川線「町屋駅」より徒歩1分のメディウム町屋内の歯医者「町屋メディウム歯科」にお気軽にご相談ください。
当院では、安心・安全な治療を提供するために保険診療と自費診療を上手く活用しています。生涯美味しく食事をするために、皆様の口腔内の健康をサポートしたいと考えております。

